環境はゲーム中、場そのものが与える影響を表すルールである。
環境ゾーンとは、全体マップ下部に存在する5つのマスを持つフィールドを意味し、このマスに様々な環境を表し、そこにいる者に影響を与えるのを一目で表現している。
環境ゾーンにはそのマスに場の属性を表す効果である「地相」や、戦術紋章効果によって「罠」などが設置される。また、これ以外にも、環境がもたらす特殊状況は、環境ゾーンに配置される。
地相とは、属性に関連する魔法や特殊能力が使用された時、その影響が場に残り、場面全体に影響を及ぼすものを言う。たとえば、炎が燃え広がり、あたりが火の海となったり、風が吹きすさぶ状態になったり、水浸しになって足元に水場が生まれたりするといった状況を指す。
場所にはそれぞれ最初から持っている属性がある。例えば、森なら緑樹の属性を持っているし、沼なら黒剣の属性を持っているという具合である。以下は属性ごとの地形との関連である。
これらの地形では属性を最初から持っている扱いとなっており、その属性地相が3の段階からスタートする。
地相は地相トークンによって表現され、このトークンは特定のアクションか、イニシアチブ判定での勝利時に環境ゾーンに1つ置かれる(置かないことを選んでも良い)。同じ属性トークンは重複し、設置された数が一定以上になれば地相レベルが増加する。複数の属性の地相トークンが設置されている場合、最も数多い属性が適用され、拮抗した状態なら地相効果は中和されているとして、地相効果は適用されることはない。
地相トークンが設置されるアクションは、属性行動力を必要とするアクションを行ったとき、効果対象に環境を指定したときに地相トークンが環境ゾーンに設置される。単純に単体対象でなら、直接環境を対象にせねばならず、範囲を持つ効果なら、空きのある空間が対象にされているなら環境を指定できる。また、全てが埋まっていても、陣営や全陣営を指定する効果は、必ず環境も対象に含まれる。
環境ゾーンが全て埋まっている状態で新たな属性の地相が発生する場合、最も数の少ない属性を上書きする。罠などのオブジェクトしか存在しないなら、いずれかをランダムで指定して破壊し、改めてトークンを設置する。
地相は、発現することで様々な影響が起こる。影響は地相レベルによって異なり、同じ地相属性トークンが1つ以上溜まったら1レベル、以降、溜まった数の縮小値をレベルとする。地相が与える影響は以下の通り。
地相以外にも、特定の状況下を表す環境効果がある。主だったものは以下のものがある。
夜間、晴れた星空の下等はこの薄明かり環境が設置される。[暗視]等が無いなら、視界不良によって、視覚を使うアクションは難易度に+1を受ける。
光の届かない暗闇であることを表す。[暗視]が無いなら盲目状態のように扱い、アクションの難易度に+2を受ける。
場に水場があり、動きが取りにくい状態。[適応/青雲]を持たないキャラクターこれの影響をうける。
支配域をどちらかの陣営が保有していることを意味する。
環境に置かれるトークンとして表現される。陣地トークンがある時、味方陣営のイニシアチブ判定の成功数を上限に、そのトークンの数だけ指揮判定の成功数が上昇する。
陣地トークンは、特定のアクションまたは、キャラクターのホームゾーンや陣地の設営などを行っている場合(主にGMがロケーションとして使用する場合が多いが)、それを配置する。時にこのトークンを利用した指揮紋章効果なども存在する。
陣地トークンは、イニシアチブ判定に勝利し、そのラウンドに近接攻撃を行って敵に1成功でもダメージを与えた場合に①(割込)で「制圧」を宣言し、これにより、自陣の陣地トークンを1つ得るか、または敵陣の陣地トークンを1つ削除することができる。
アンデッド等の呪いの影響で、場面に設置されるものであり、罠の1つとして扱う。これが置かれた場面で戦闘等が起こるなら、霊障は、環境枠に配置される。
霊障は、仕掛けた者の存在感が大きいほど影響力が増し、また、仕掛ける者は存在感が強いほど様々な霊障を引き起こす(これを霊障の存在感と呼称する)。
霊障は、解除に霊障を宥める魔力判定を〈感化〉によって行う。このアクションは①(主動作)で行い、霊障の持つ耐久度以上の成功数を出せば解除される。解除に失敗するなら、失敗した差額だけ、反動効果を受ける。反動効果は、失敗した差分だけ与えられる。